「60年代スタイル」とは、1960年代のポップでカラフルなファッションのこと。それ以前の伝統的でクラシカルなファッションに成り代わって、若者の間で人気を博しました。
安室奈美恵さんの歌の「NEW LOOK」の歌詞の中に出てくるツィギーはイギリスの女優・モデルで、日本でミニスカートを流行らせた人のことなんですよ！
今回はそんな60年代をプレイバックしてみましょう！
目次
60年代ファッションの特徴
“リバイバルブーム”という言葉を耳にしたことはありませんか？
私たちにとっては新しいアイテムやファッションだと思っていても、実は過去のテイストに回帰したアイテムやファッションが巡り巡ってまた流行しているのです！
その中で現代のファッションスタイルの原点とも言われている「60年代スタイル」。ざっと特徴を挙げるだけでも、
- カラフルでポップなデザイン
- ミニスカート
- ヒッピーファッション
- ジャンプスーツ
- シースルー
- キャットアイサングラス
- レトロハット
こんなにも！60年代は好景気のおかげもあり、個性豊かなファッションアイテムがたくさん生み出された時期。海外で話題になったスタイルが、日本でも爆発的に流行していました。
アメリカンなヒッピースタイル
ヒッピーとは、愛と平和と歌を愛し、自由なスローライフを謳歌する人たちのことを指します。
彼らのファッションは、カラフルなTシャツ×ボヘミアン柄のボトムスという、エスニックテイストの強いスタイリングが特徴です。ゆったりしたシルエットの中に、ヘアバンドやバンダナなどのアクセサリーでアクセントが効いています。
サイケデリックなガウンやボヘミアンチックなアクセサリーなど、ヒッピースタイルの軽やかな雰囲気は夏のイベントで大活躍間違いなしですね◎
派手な色・デザイン
60年代ファッションと言えば、パッと目を引くカラフルでポップなデザインが特徴です。
それまでのクラシカルな雰囲気から一変、個性を強調する派手な色とデザインがトレンドとなりました。
ただ派手なだけではなく、ラグジュアリーなスタイルも60年代ファッションの特徴の1つです。その時代のデザイナーが革新的なデザインを多く生み出しトレンドになったファッションは、現代のスタイルの原点と言ってもいいでしょう。
60年代ファッションコーデをご紹介
今もなお愛され続けている60年代ファッション。ここで60年代に流行したファッションコーデを3つご紹介します。
また日常に60年代ファッションを取り入れるコツについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください！
パンツスタイル
男性ファッションとされていたパンツが、女性からも注目され始めたのは60年代頃からです。クレージュがレディースのパンツファッション「パンタロン」を発表したことがきっかけで、流行しました。
パンタロンはフランス語で「長ズボン」を意味し、裾の広がった「ブーツカット」「バギーパンツ」が広まったのもこの頃です。
現代ではあまりパンタロンという単語は耳にしませんが、ブーツカットデニムなどはまだまだ人気のスタイリングでしょう。最近人気の切りっぱなしデニムは、すらりとした脚のシルエットとなり、スタイルアップ効果も期待できますよ。
ジャンプスーツ
中でもトップスとボトムスを繋げたジャンプスーツは、人気の60年代スタイルの1つです。簡単にシックでフォーマルな雰囲気を演出できるジャンプスーツは、当時トレンドに敏感な女性から熱烈な支持を受けていました。
日常にジャンプスーツを取り入れたい場合は、ラフになりすぎないように肩や足首を出してヌケ感を演出するのがGOOD◎
素材も上質なものを選べば、1枚でおしゃれに決まります。シックなブラックやネイビーなどをチョイスすれば、スタイリッシュな60年代ファッションが楽しめるでしょう。
ミニスカート
ミニスカートも、ジャンプスーツとともに60年代に流行ファッションです。それまでは脚を隠すスタイルが主流でしたが、65年に「クレージュ」がミニスカートを発表して注目を浴びました。
ミニスカートを履いていたモデルのツィギーの来日により、当時の日本でもミニスカートが話題に！ミニスカートはいつでも取り入れやすいアイテムの1つで、60年代を意識するなら華やかな色やデザインがおすすめです。
レディライクなバッグとシックなドット柄を組み合わせても、上品レトロな雰囲気になりますよ。
シースルーのアイテム
今では春から夏にかけて定番素材の、シースルーが流行したのも60年代です。それまではクラシカルで伝統的なファッションが中心だった時代。女性の肌を大胆に透かせるセクシーなイブニングドレスは、当時のファッション界に衝撃をもたらしたことは言うまでもありません。
シースルーは柄物トップスと合わせるとカジュアルにまとまり、日常的に取り入れやすいでしょう。自然に女性らしさが演出できるので、ちょっとかしこまったシーンではシースルーワンピもおすすめです。
キャットアイサングラス
猫目のように先端がキュッと鋭利に上がったサングラスが、キャットアイサングラス。あの「ティファニーで朝食を」がきっかけで60年代に流行しました。今でも上品さを演出できるアイテムとして人気で、60年代のレトロな雰囲気にぴったりですね。
キャットアイサングラスを日常的に取り入れたい場合は、ポップカラーのフレームをチョイスしてトップスと色を合わせるとスタイリッシュに決まります。統一感もあってレトロな雰囲気が表現できるので、シネマガールのような存在感が演出できますよ。
60年代ファッションならアールカワイイでレンタルがおすすめ
「60年代ファッション」についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか？60年代スタイルのファッションを着こなすなら、色と柄をポイントにすることがおすすめ。色はオレンジ・ピンク・グリーンなどの鮮やかな原色を主役にするとインパクト大です。
ストライプや幾何学模様などの個性的な柄のデザインも60年代ファッションの特徴で、取り入れるだけで華やかな雰囲気が演出できるでしょう。
また自分にあった60年代ファッションに迷ったら、ファッションレンタルサービスの利用がおすすめです。
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