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今が旬の80年代ファッションとは？
「80年代スタイル」とは、1980年代のいわゆるバブル経済期のにぎやかムード全開な時代の、多様性のあるファッションスタイルです。
若い世代から社会人まで、お金をかけた様々なファッションを楽しむ人が多い時代でもありました。
音楽などの影響を受けた、豪華でエッジの効いたファッションからTシャツ×デニムのラフなスタイルも流行しました。
- モノトーンスタイル
- コンサバスタイル
- プレッピースタイル
- ハマトラスタイル
モノトーンスタイル
80年代には、ハウスマヌカンのファッショントレンドのモノトーンファッションに影響されて、ジョルジオ・アルマーニ等の「デザイナーズ・キャラクターブランド」を略したDCブランドが大人気でした。
そのブームに伴い、モノトーンアイテム同士を組み合わせたレイヤードスタイルにも人気が集中し、この頃から定番スタイルになりました。
コンサバスタイル
コンサバスタイルとは、元々「保守的な」「控えめな」意味を持つ「コンサバティブ」から来ている言葉です。
きれいめで上品なファッションを表現するスタイルのことですので、カジュアル系とは正反対の意味となります。
実はコンサバ系ファッションの名前の由来は、バブル期に生まれた言葉です。
当時は白シャツにジャケットをプラスするスタイルが定番でしたが、最近ではもう少しラフな雰囲気が加わったファッションが主流となりました。
上品さをキープしながら、女性らしい大人のファッションスタイルが現在のコンサバ系となります。
プレッピースタイル
プレッピーとは、名門の私立学校に通うお金持ちの学生の俗称です。
プレッピースタイルとは、アイビールックに少し似ていますが、よりトレンドのテイストをプラスして、クラス感とカジュアル感を兼ね備えたスタイルのことです。
よく一緒に取り入れるアイテムとして、ボタンダウンシャツ、チェック柄アイテムやエンブレムブレザー等が挙げられます。
ハマトラスタイル
ハマトラスタイルとは、「横浜トラディショナル」の略称で、横浜元町が発祥のトレンドで女性向けのファッション雑誌が「横浜のお嬢様ファション」を紹介したことで大流行しました。
例えば、「ポロシャツ＋カーディガン＋チェックのスカート」にパンプスを合わせるのがハマトラファッションの定番とも言えるコーデです。
当時、ハマトラは特に女子大生などの若い女性の間で人気が高く、全国的なブームとなった女性らしいお嬢様ファッションです。
80年代ファッションのアイテム
様々な80年代ファッションスタイルをご紹介しましたが、さらに80年代ファッションを象徴するアイテムをいくつか解説します！
- トレーナー(スウェット)
- ポロシャツ
- ケミカルウォッシュ
- ミリタリージャケットMA-1
- フリフリ襟のブラウス
トレーナー(スウェット・スタジャン)
スタジャンは、野球選手などが着用し始めたことをきっかけにして、80年代スタイルのファッションとして定着しました。
スタジャンを取り入れたコーデはちょっと難しいですが、個性的なデザインのスタジャンならダークトーン＆スキニーパンツを合わせて、スタジャンのシルエットや絵柄をより引き立たせたコーデがおすすめです。
ただ、ボーイッシュになりすぎないように、足元には厚底サンダルなど、女性らしいアイテムをプラスしてみるといいですね！
また、あえてプリーツスカートなどフェミニンなアイテムとミックスすれば甘辛コーデの出来上がりですね。
ポロシャツ
ハマトラスタイルやアイビールック等のスタイルに欠かせないポロシャツは、カラージャケットや紺色ブレザーとの組み合わせは当時大人気でした。
こちらのアイテム揃えていたら、名門大学でセレブな学生たちが着こなしていた上品なアメリカンスタイルを簡単に再現できます。
ケミカルウォッシュ
1980年代後半に「ケミカルウォッシュ」がブームになりました。
人工的な色落ちと、まだら模様が特徴のデニムで仕立てたセットアップを着用するのが、当時の通な着こなし方でした。
ただ、一歩間違えるとダサいイメージを与えてしまいますので、スタイリングには注意が必要ですね。
ミリタリージャケットMA-1
ミリタリージャケットとは、軍人が着用する軍服のことです。
ファッション性だけでなく、機能性にこだわっているミリタリージャケットは、今でも様々な洋服のデザインやディテールに影響を与えています。
メンズファッションだけに限らず、ウィメンズファッションでも着回し抜群アイテムとして、大人きれいめコーデや80年代ファッションのようなレトロコーデに取り入れられています。
フリフリ襟のブラウス
クラシカルな雰囲気の溢れるフリフリ襟のブラウスは、当時だけに限らず、コンサバスタイルには不可欠なマストアイテムです。
顔まわりを華やかに見せてくれるフリルデザインは、きちんと感を演出してくれますので、オフィスから休日まで幅広いシーンで活躍できます。
80年代ファッションを着こなすコツ
80年代ファッションの特徴やマストアイテムの種類を把握しましたら、失敗しないコツも併せてチェックしましょう！
ダサ見えにならないように、お洒落に着こなす方法をマスターしてみましょう！
- ラフ感を出す
- ワンピースはカジュアルダウンする
- デザイナーズブランドをうまく取り入れる
ラフ感を出す
1つ目のポイントは、ラフ感を出すことです。
80年代ファッションを象徴するチェックスカートは、様々なスタイリングと合わせやすく、アシンメトリーのデザインを選ぶとクラシカルな雰囲気が漂いながら、程よくカジュアル感も演出できる重宝アイテムです。
ハイウエストスカートですでスタイルアップ効果も叶えて、1枚でエレガントな80年代ファッションに仕上がります。
ワンピースはカジュアルダウンする
2つ目のポイントは、カジュアルダウンすることです。
フリルネックの花柄ワンピースは、襟もとの詰まったデザインが上品でクラシカル感を演出してくれて、1枚で80年代ファッションが完成します。
程よくカジュアル要素を加えるには、ピンクやベージュ系のカーディガンとの組み合わせがおすすめです。
そうするとレトロでエレガントな80年代ファッションに仕上がります。
デザイナーズブランドをうまく取り入れる
3つ目のポイントは、デザイナーズブランドをうまく取り入れることです。
80年代ファッションを象徴するデザイナーズブランドは、ブランドによってインパクトや個性が強いデザインもありますので、なかなか手が出せない・・・着回しできないかもしれない・・・というお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
初心者でもマネしやすいのが小物を取り入れたり、レイヤード（重ね着）から始めることです。
ワンポイントアイテムのようにすると、コーデ全体のアクセントにもなります。
80年代スタイルを気軽に挑戦するなら、まずはデザイナーズブランドの小物を取り入れたスタイリングから始めてみてはいかがでしょうか。
80年代ファッションでおしゃれを楽しもう！
80年代スタイル」はご理解いただけましたか？ファッションの流行はあまりに早く、あっという間に過ぎ去ってしまうものもありますが、いつかまた巡ってくるもの。
古いと思うものが意外と新しかったりもしますよね！
自分流に80年代スタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか？
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