カウチンセーターとは、太めの毛糸で編まれた肉厚なニットのことで、
動物や幾何学模様などが特徴です。
カナダのバンクーバー島で暮らしていたカウチン族が着ていたセーターが発祥で、
本物のカウチンセーターには、元々羊毛が持っている油脂成分が含む
毛糸を使用しているため、高い防寒効果はもちろん
撥水効果もあります
今回は、カナダの伝統的なニットの「カウチンセーターについて」
ご紹介していきたいと思います
目次
カウチンセーターの模様
カウチンセーターの模様には、動物や幾何学模様など
自然をモチーフにしたものが多く見られます
カウチン族は狩猟民族であったため、その身近なものが
モチーフにされているようです。
似たようなデザインの「ノルディック柄」と混同されがちですが、
これらは別の物です。
北欧を意味する「ノルディック」柄には、雪の結晶などの北欧らしい柄が
主流とされています
カウチンセーターの色
本来のカウチンセーターには、脱脂はもちろん
脱色もされていない羊毛を使用するので、真っ白ではなく
アイボリーのような色をしています
また、その他にもブラウンや黒の毛色などの自然のままの色を
活かした毛糸が使用されるため、ブルーやイエローなどの色の
カウチンセーターは存在しないのです
カウチンセーターの編み方はシンプル
カウチンセーターは、メリヤス編みのみで様々な模様も編みこまれているので、
非常にシンプルです
使用される毛糸は、手で紡がれていることから均一ではなく
多少ボコボコとした味があるのも、カウチンセーターの特徴です。
ファッションアイテムとしてのカウチンセーター
本来のカウチンセーターには、油脂成分を含んでいる羊毛が使用されていますが、
ファッションアイテムとしてのカウチン風セーターには、
化学繊維や脱脂済みのウールなどが使用されています
カウチンセーターは、カジュアルなアイテムとの相性がいいので
デニムに合わせてラフに着こなすのがおすすめです
今回は、カナダ伝統の「カウチンセーター」についてご紹介しましたが、
いかがでしたでしょうか？
ぜひ、Rcawaiiでオシャレで可愛いファッションを
楽しんでくださいね