「渋カジ系」とは、渋谷カジュアル系の略語で、1988~1991年頃に流行したアメカジ(アメリカンカジュアル)からヒントを得たストリートファッションのことです 団塊ジュニア世代と呼ばれる、1971〜74年生まれの方々の間で流行しました
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「渋カジ系」とは
「渋カジ系」とは、1988~1991年頃に流行した、アメカジをルーツとしたストリートファッションのことです渋谷区、港区、世田谷区など山の手線沿線の学校に通う高校生から発生したファッションです。「シンプルで飽きのこない定番アイテムを品良く着こなす」という基本コンセプトが団魂ジュニアに指示されました。
「渋カジ系」の火付け役は?
当時、渋カジ系の火付け役となったのは、都内有名私立高校の子息でした
1980年代中頃の、渋カジ系がブームになる少し前、若者たちからは“DCブランド”が熱狂的な支持を得ていました。日本のデザイナーが初めて流行を発案した画期的な流行でしたが、そのカウンターカルチャーとして生まれたのが渋カジ系でした。1985年頃の渋谷のストリートでアメカジの集団が自然発生的に生まれ、それは、都内の有名私立高校の富裕層の子息で構成されていました
「渋カジ系」の特徴
「渋カジ系」の特徴は、とにかく頭の先からつま先までアメリカにこだわる!というのが渋カジ系の流儀です。
初期の渋カジ系はストライプシャツにジーンズ、ルイヴィトンやシャネルなどヨーロッパブランドを持つスタイルでしたが、それが大衆化していくにつれエスニックアイテムが加わっていきました。最盛期の渋カジ系は、ネイビーのブレザーにポロシャツ、ストレートジーンズ、足元はローファーやショートブーツ強いブランド志向も特徴の一つで、 ジャケットとシャツはラルフローレン、ジーンズはリーバイス、バックはルイヴィトンなどを好んで用いていました。
「渋カジ系」の必須アイテム
「アヴィレックス」のフライトジャケット
「ヘインズ」のTシャツ
「リーバイス」の「501」(ジーンズ)
「レッドウィング」のエンジニアブーツ
「ルイヴィトン」のバッグ
などです
「渋カジ系」リバイバルブーム!
ファッションは繰り返され、過去に流行ったスタイルが、再び注目を集めることは多々あります。この「渋カジ系」も今の時代に合ったスタイルに色や形を変え、アレンジされて流行の兆しを見せています渋カジ系は、カップルでコーデしても、また親子でコーデしても可愛いスタイルです!
いかがでしょうか。昨今再び注目を集めている「渋カジ系」。あなたも誰かとお揃いコーデしてみませんか?